福岡市城南区 T邸 新築住宅 工事過程
【福岡市城南区T様邸・新築注文住宅・工事状況】
平成22年12月14日
確認申請の訂正が本日終わり、やっと認可いただく目処がつきました。
「新築する為の手続きの中で、道路関係の許認可はどのようにすればよいでしょうか?」
と福岡市の建築指導課の道路担当者に尋ねたところ、返事が、
前面道路の所有者が複数いる私道で、昭和62年当時、隣地の方が協定道路として申請され、その時の認可を継承する内容の書類を提出してください。との内容でしたので、7筆もある謄本の原本を法務局に取りに行き、添付して提出を済ませ、
その後、建築確認申請を民間の建築確認機関に提出しました。
民間の建築確認機関がチェックし、最終的に福岡市へ回る建築確認申請のルートで行いましたが、
「43条第1項ただし書きの規定に基づく許可申請を提出してください」
と建築確認申請を提出して10日程経ってから、福岡市が云っているとの内容を知らされ、
また、福岡市建築指導課の道路担当者へ出向くと、
「えっつ?知らなかったのですか?」と一言のみ。
しかも、同じ道路担当者がどちらの許認可にも携わっており、
なぜ最初、市役所へ行った時に、
「新築する為の手続きの中で、道路関係の許認可はどのようにすればよいでしょうか?」
と私は尋ねたにもかかわらず、教えてくれないのか、という思いでした。
もちろん、私の勉強不足であるのは間違いありませんが・・・。
施主、不動産会社、銀行、司法書士、いろいろな方が、予定していた期日よりづれてしまい、
基本的には私の責任であり、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、若干の他の気持ちが残る、
道路関係の申請より確認申請認可まで、記憶に残る1ヶ月もの長い道のりでした。
平成22年12月18日
不動産会社の仲介で、土地の売買契約が完了しました。
平成22年12月23日
不動産(土地)売買契約は更地引渡しの為、不動産会社側で、既存家屋の解体を開始しました。
平成22年12月25日
建築確認申請の内容に沿って解体が必要な為、不動産会社、解体工事会社、施主(ご主人)、清武建設(私)にて、現地で打ち合わせを行いました。本日は、突風の中、粉雪が舞い、寒い一日でした。
平成23年1月23日
本日、無事に地鎮祭をむかえる事ができました。
一年と数ヶ月前に、弊社の新築物件に奥様がご見学にいらっしゃり、そこから、T様ご家族と、お話を重ね、
役所の手続きを重ね、解体もおこない、やっとこの日をむかえる事ができ、感慨無量でした。
平成23年2月10日
基礎の鉄筋工事が完成しました。
地盤強度を心配していましたが、杭工事は不要で、ベタ基礎であれば問題ありませんでした。
平成23年3月20日
棟上(もちまき)
朝は、雨が降っていませんでしたが、お昼頃より降りだしてしまいました。
施主のお父様は、現在は引退されていらっしゃいますが、元大工さんで、
いろいろとお話をさせていただきながら、無事、棟上を完了することができました。
雨が降ると、木材が濡れてしまい、あまりいい気持ちはしませんが、木材表面のみが濡れる状況で、
すぐに乾燥してしまい、問題はないと思います。
屋根は防水性のあるゴムアスルーフィング(防水マット)をかぶせて完了し、
屋根からの雨はしのげるようになりました。
このような天候の元、多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
平成23年8月10日
完成
(7月のお引渡し後、お客様ご自身で室内の珪藻土塗壁に挑戦されました。)
【珪藻土及びパイン板貼り壁、パイン床】
弊社の左官職人がアドバイスをさせていただき、
お客様ご自身で室内珪藻土を塗られましたが、
手作り感のあるあたたかい雰囲気の家になりました。
【クローゼット】
風を通すクローゼットドアです。(弊社標準仕様より追加になります。)